こんにちは、柳澤です。
「指運(ゆびうん)」
という言葉があります。
秒読みのさなか、
Aという手か
Bという手の
2択で迷う。
見通しはたたない。
でも、どっちも
ありそうに見える。
決められない。
秒読みの声に追われ、
手を出す。
そのときその瞬間に
指がどこに向かうかは、
もはや運。
往々にして、その場面が
天国と地獄の分かれ道
だったことを、
後々思い知らされるのです。
昨日は女流棋聖戦第3局が行われ、
謝女流棋聖が黒番中押し勝ちで、
タイトル防衛となりました。
さすがの勝負強さでしたね。
牛初段にも
勝機がありました。
というか、ほぼ勝利を
掴みかけていました。
謝女流棋聖の大石に
猛然と襲い掛かり、
ノックアウトは目前。
謝女流棋聖としては、
大石の包囲網となっている石を、
逆に取ってシノぐしかない。
黒119は上辺の白と中央の白を
両にらみにした手。
手の内を見せず、
相手にゲタを預けたのが、
うまいところでもあります。
上辺を守るのか、
中央を守るのか。
時間があれば
間違えない場面だが、
本棋戦は一手30秒。
パッと見は、どちらでも
大丈夫そうな気もする。
しかし実際は
どちらでも良くなく、
一方だけが正解。
そして…
牛初段の指先が
向かったのは、
女流棋聖5連覇を
なさしめる道だった、、
中部総本部では、
羽根直樹九段と金賢貞四段による、
大盤解説会が行われました。
牛さん勝ちそう!
という期待が
高まっていただけに、
終局と同時に
「ああ……」
という嘆息に
会場は包まれました。
残念!
女流棋聖が
中部にやってくる日は
持ち越しとなりました。
しかしまだ牛初段は17歳。
これからもタイトル戦線に
からんでくることは
間違いないでしょう。
次のチャンスに期待です!
謝さん、女流棋聖5連覇おめでとうございます!!
「指運(ゆびうん)」
という言葉があります。
秒読みのさなか、
Aという手か
Bという手の
2択で迷う。
見通しはたたない。
でも、どっちも
ありそうに見える。
決められない。
秒読みの声に追われ、
手を出す。
そのときその瞬間に
指がどこに向かうかは、
もはや運。
往々にして、その場面が
天国と地獄の分かれ道
だったことを、
後々思い知らされるのです。
昨日は女流棋聖戦第3局が行われ、
謝女流棋聖が黒番中押し勝ちで、
タイトル防衛となりました。
さすがの勝負強さでしたね。
牛初段にも
勝機がありました。
というか、ほぼ勝利を
掴みかけていました。
謝女流棋聖の大石に
猛然と襲い掛かり、
ノックアウトは目前。
謝女流棋聖としては、
大石の包囲網となっている石を、
逆に取ってシノぐしかない。
黒119は上辺の白と中央の白を
両にらみにした手。
手の内を見せず、
相手にゲタを預けたのが、
うまいところでもあります。
上辺を守るのか、
中央を守るのか。
時間があれば
間違えない場面だが、
本棋戦は一手30秒。
パッと見は、どちらでも
大丈夫そうな気もする。
しかし実際は
どちらでも良くなく、
一方だけが正解。
そして…
牛初段の指先が
向かったのは、
女流棋聖5連覇を
なさしめる道だった、、
中部総本部では、
羽根直樹九段と金賢貞四段による、
大盤解説会が行われました。
牛さん勝ちそう!
という期待が
高まっていただけに、
終局と同時に
「ああ……」
という嘆息に
会場は包まれました。
残念!
女流棋聖が
中部にやってくる日は
持ち越しとなりました。
しかしまだ牛初段は17歳。
これからもタイトル戦線に
からんでくることは
間違いないでしょう。
次のチャンスに期待です!
謝さん、女流棋聖5連覇おめでとうございます!!