こんにちは、柳澤です。
昨年の暮れから、
中日新聞の夕刊に掲載される、
「王冠戦」の観戦記を書いています。
手前味噌ですが、好評を頂いています。
初心者の方や、碁のルールを知らない方に
「いつも見てます」
と言って頂いたときは、特に嬉しくて・・・
思わず、
「我が人生に一片の悔いなし!」
と叫んで昇天しそうになりました。
現在も、山城宏九段VS伊田篤史七段戦が連載中です。
もっぱら山城先生の生の姿にフォーカスして描いています。
そして今日は、彦坂直人九段VS吉岡薫八段戦の対局日でした。
朝の対局開始の様子を見届けたあと、
いったん外してモニターで観戦。
昼休憩前になったので、
そろそろ様子を見に行くか、
と思って対局室へ向かうと・・・
ん?声が聞こえる。
検討してる?
・・・・・・
終わっとるがな。
72手完、白番(彦坂九段)中押し勝ち。
ひとしきり検討も終わり、
「記事を書くので、お話を聞かせてください」
と切り出しました。
彦坂九段 「解説したほうがいい?」
「いえ、解説とかは大丈夫なんで、
お二人の昔話を教えてください」
このお二人は年も近く、
普段からとても仲が良いのです。
若い頃は一緒に住んでいた時期もあるそう。
アンチェインに場所を移し、
ランチを食べながら、色んなお話を伺いました。
当時の生活や、囲碁界のこと、近しい棋士の話など、
めっちゃ面白いエピソードの出るわ出るわ。
しかし・・・
ほぼ活字にできない。
・・・・・・
ところで、72手完って一体何があったのか?
それを五譜分けで、
書けないエピソード満載(?)の観戦記。
詳しくは、来月の連載をご覧ください。
どんな内容になるんでしょうね。
(自分が書くのか・・・)