こんにちは、柳澤です。
毎年、棋士間の親睦を深めるための「棋士会旅行」というのがあります。
十代棋士から、すでに引退されている先生まで、
幅広い年代のプロ棋士が一堂に会して交流する、数少ない機会です。
今年は数年に一回の、東京、大阪、名古屋の棋士が合同で行う年。
(普段はそれぞれ別々で行っています)
そんな合同棋士会旅行が10月28、29日、滋賀県の「琵琶湖ホテル」にて行われました。
マイクロバスとかではなく、各自、車や電車で現地に向かいます。
僕は、大澤健朗二段の車に便乗させてもらいました。
後部座席には・・・
武士のような凛々しい顔でうたた寝する、高橋真澄二段。
続々と現地に棋士が集い・・・
夜の宴会。
石を投げれば、確実にプロ棋士に当たります。
十数年ぶりの旧交を温める姿もそこかしこにありました。
最年少は19歳 宮本千春初段。
最年長は、御歳92歳、鈴木津奈先生!
マイクを向けられた先生の
「今が一番、碁が面白い」
というお言葉に、深く感じ入りました。
宴会といえば、カラオケ。
若い者がトップバッターで歌う習わしです。
高橋真澄二段と宮本千春初段。
曲は、ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」
棋士の子供たちが乱入。
吉川一初段。
やはり、集う子供たち。
子供の素晴らしさについて語る、石田秀芳二十四世本因坊。
「子はかすがい」ですね。
他にも諸先生方が次々に自慢の美声を披露されました。
「ムリヤリ歌わされた」
と言いつつ嬉しそうに熱唱する諸先生方。
写真は割愛します。
他にもいろいろ、書ききれないくらい面白いことはありましたが、書くと怒られそうなこともあるので、この辺りで。
一日目は快晴で絶景だったのに、二日目はどんよりの琵琶湖。
そんな景色をバックに、棋士たちは、なしくずし的に帰途についたのでした。