こんにちは、柳澤です。
先週に引き続き、プロ棋士の対局の模様をお伝えしたいと思います。
午前10時から始まった対局は、
11時45分〜12時30分の間、昼休憩となります。
食事など自由に行って来れます。
個人的には、手合い日はあんまり食べられないので、
もっぱら散歩します。
中部総本部最高の部屋、「祥雲の間」。
中根直行八段VS瀬戸大樹七段の王座戦本戦が行われています。
ここは「和光の間」。
いろんな小道具が散乱していますね。
こちらは大広間。
休憩中の数人の棋士たちが盤面を見て廻っていました。
僕がカメラを構えたことに気付くと、
みなさん、厳かにフレームアウトなされました。
個人的に注目の一戦。
中野寛也九段VS志田達哉六段 (志田の先番)
右側のクッションとかリュックとかが置いてある方が中野九段です。
個人的に注目の一戦 ?
小県真樹九段VSビャンウォンケイ初段 (ビャン初段の先番)
漢字が一文字たりとも変換できない、ビャン新初段の初手合い。
この時間帯は、まだ差し手争い。
休憩のときに手番の人の方が、たくさん考えられて有利じゃないか、
と思われるかもしれません。
しかし、あんまり根を詰めすぎると
逆に悪手を打ちかねないような局面なので、
大多数の棋士はそれほど気にしません。
でも中には、全く休むことなく、延々と碁盤の前で考慮にふける棋士もいました。
それもどうか?ということで、
今では、着座することが許されているのは
再開5分前から、となっています。
さて、 そろそろ対局が再開されます。